海陽町地域おこし協力隊

kaiyo
海陽町役場にて、地域おこし協力隊関係の意見交換。
ここ数年、地域おこし協力隊関係の依頼が多く全国各地に行きますが、すこし地に足つけて徳島県内については丁寧にフォローできれば、と思っています。
とはいっても、こちらから押しかけではなかなか難しい面が多いので、お声掛けいただくしかアクセスの方法がないのですが・・・。
地域おこし協力隊を始めとした人的支援はこれまでの政策と違い、「人」であるため、良い意味でも悪い意味でも安定感がありません。故に、どのように採用するか、採用後にどのように運用するか、が非常に重要。

その辺りについて、いろいろと現状を踏まえて意見交換させていただきました。。。
実は昨日は、那賀町の協力隊について同様の意見交換を行ったばかりで、それぞれ丁寧にフォローできれば、と思います。

特に重要だと思っているのは、運用の柔軟性。
協力隊の場合は、これまでになかった新しい価値づくりをしたり、新しい価値観によって旧来からの取組みの閉塞感を打開したりすることが求められますが、そうした時にこれまでの既成の運用方法では制度的な縛りが活動の柔軟性をそいでしまう、という可能性がある。
そういうことを考えると、副業の取り扱いや活動テーマについてはかなり柔軟性が求められます。
確かにこれまでの行政のルールではその柔軟性は確保しづらいのですが、初めての人的支援施策であることも勘案して、行政的に新しい雇用形態・契約形態にチャレンジし、運用していくことが需要です。

あとは、中間管理ですね。
「地域おこし」であるがゆえに、その評価はなかなか難しいのですが、だからといって後回しにしていくとグダグダになってしまうので、いかに中間評価を前向きにやるか、という点が重要です。
この辺りについては、来月に予定されている高知県での中間評価型の研修会でまた紹介したいと思います。