卒論発表

2月17日、卒論発表会でした。
徳島大学総合科学部では多くの学生が学部で卒業していきます。
(私は理系の出身なので、私含め多くが大学院へ進学する)
また、今年卒業する4年生は実質的な徳島大学田口研究室としての1期生です。
(着任後数年間、諸事情により所属学生がいなかったので、最初から田口研を選択した最初の学生なのです)

卒論2

つまり、卒業論文は大学生活の集大成となるのです。
また、卒業論文はほぼ1年間、一つのことにだけ取組みつづける、ということを考えるとひょっとしたら人生で最初で最後の貴重な経験。
故に非常に重要だと思っています。
卒論の時に何をどう頑張ったのか。どれだけ頑張ったのか。これは(私の場合は)社会人になったあとも自分自身を鼓舞する上でも非常に重要だとおもっております。

私の研究室では12月末に研究室内締切を設けており、プレゼンも含めて12月末に大きな節目を設けています。実際、12月末で完璧!という研究はありませんが、学生はそこで一歩成長します。
そして、そこから1ヶ月半、ラストスパートを経て最終的な発表です。

卒論3

私としてはよい3名の卒論生、みな良い成果を出したと思っています。
これを後進が発展させてくれれば、と思っています。

そして、本論文にはみなプロローグ、エピローグなど、論文のカタチになる前後の様々な葛藤を描いてもらうようにしています。
つまり、卒論本論文はまさに人生のマイルストーンとして重要な意味を持ちます。
その足跡が徳島大学でも始まりました。。。