地域おこし協力隊ステップアップ研修会

2月2,3日と2日間、滋賀県の大津市で「地域おこし協力隊ステップアップ研修会」がありました。
これは概ね任期が1年超から2年くらいの隊員向けで自身の取組みの振返りや、今後の活動の指針を考える、というのが主たる目的です。
以前は「閉塞感を抱えている協力隊」という接頭語がついていたのですが、いつの間にか協力隊全般を対象としたものになっていますね。
ともあれ。。。
初任者研修は大人数でやるのに対して、ステップアップ研修の定員は30名。非常に少ないです。
これはどうしてか、というとある程度活動を経験した隊員向けにキチンと振返りの場面を提供するには、それぞれの話を丁寧に聞いていく、あるいはキチンと話し合いをする、ということがとても大切です。
このような場で定員を100名とか150名にしてしまうと、確かに盛り上がりますが、それぞれの個別の話は結局のところよくわからない、ということになります。
ですので、ここは無理を言って定員30名に対して講師6名、という非常に手厚い方法をとることとしています。

ステップアップ1

内容は、以前は「プロセスシート」と「ロードマップ」として個別事業の振返り&検証、任期全体の振返り&検証をゼミ形式で振り返るものだったのですが、対馬や高知での研修会での経験もあるので、今回は「これまでのロードマップ/これからのロードマップ」というカタチに変更しました。
みなさん、自分のこれまでの取り組みを可視化する(見える化する)というところにご苦労されていますが、可視化すること、フォーマットを揃えることで自らの取組みを冷静に振り返ることが可能となります。

ステップアップ2

講師としては講演して、じっくり話を聞いて、それぞれコメントをつけていく、というのは結構たいへんなのですが、今年も中々濃い研修会となりました。。。